【皮膚科医監修】毛嚢炎が起こる原因と3つの予防方法を解説

  • 2024.04.15
  • 2022.09.16
【皮膚科医監修】毛嚢炎が起こる原因と3つの予防方法を解説

「医療脱毛後に肌荒れした」
「脱毛後にニキビのようなブツブツができた」
このような症状が出たことはありませんか?

医療脱毛後にできる肌荒れの症状の一つに毛嚢炎というニキビに似た症状があります。毛嚢炎ができると目立つため、気になる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、毛嚢炎ができる原因や、脱毛中に毛嚢炎にならないための予防方法を皮膚科医が解説します。

3分ほどで読めるので、毛嚢炎が気になる方は最後までご覧ください。

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは、ニキビのように赤や白の小さなブツブツができる症状のことです。毛嚢炎とニキビの見分け方は下記をご覧ください。

  • 毛嚢炎:毛穴の奥にある毛包に細菌(黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌など)感染して発生
  • ニキビ:毛穴に皮脂が詰まってアクネ菌が繁殖することで発生

また、毛嚢炎とニキビの見分け方は主に2つあります。

  • かゆみや痛みはほとんどない
  • ニキビには固い芯があるが毛嚢炎にはない

軽度の毛嚢炎であれば自然に治りますが、重度になると手術が必要になるケースもあります。症状が現れたときは放置せず、クリニックに相談して医師の診察を受けましょう。

ここで、「ニキビなら脱毛できる?」という疑問が生まれると思うので、下記の記事にて詳しく解説しています。

医療脱毛はニキビがあっても受けられる?ニキビへの影響を医師が解説▶︎

毛嚢炎が起こる原因

毛嚢炎が起こる原因

毛嚢炎が起こる原因は、主に下記の3つです。

  • 医療脱毛
  • 切り傷からの細菌感染
  • 皮膚のバリア機能低下

詳しく解説します。

医療脱毛

医療レーザーを照射すると、皮膚のバリア機能が一時的に低下します。そのときに細菌が入り込むと、毛嚢炎を引き起こしやすくなります。

医療脱毛を受けるときは、下記の2点を心がけましょう。

  • 保湿ケアをする
  • 皮膚を清潔に保つ

毎日のスキンケアが毛嚢炎の予防になります。

切り傷からの細菌感染

毛嚢炎は切り傷からの細菌感染によっても引き起こされます。そのため、医療脱毛中は下記の3点に注意しましょう。

  • ヒゲ剃り
  • ムダ毛処理
  • 引っ掻き傷

ヒゲ剃りやムダ毛処理でカミソリを使用すると、皮膚を傷つけて細菌が入り、毛嚢炎を引き起こす可能性があります。ムダ毛処理はカミソリではなく電気シェーバーがおすすめです。

また、引っ掻き傷から細菌が侵入することもあるので注意しましょう。

皮膚のバリア機能低下

肌の乾燥やカミソリ負けによる肌荒れ・生活習慣の乱れによって皮膚のバリア機能が低下すると、毛嚢炎を引き起こす可能性があります。

皮膚のバリア機能を保つためには、下記の3点に気をつけて生活しましょう。

  • 自己処理後は保湿する
  • 睡眠時間はたっぷりとる
  • バランスの良い食事を心がける

皮膚を清潔に保ちつつ、生活習慣を見直すことが大切です。

毛嚢炎は予防できる!4つの予防方法を紹介

毛嚢炎は予防できる!4つの予防方法を紹介

毛嚢炎の予防方法は下記の4つです。

  • 入念に保湿する
  • 日焼けを避ける
  • スキンケアを怠らない
  • 自己処理は電気シェーバーを使用する

入念に保湿する

医療脱毛後の肌はダメージを受けて乾燥しやすい状態のため、毎日入念に保湿しましょう。

保湿することで皮膚の免疫機能を回復させ、毛嚢炎を防ぐ効果が期待できます。脱毛効果も実感しやすくなるので、脱毛期間中の保湿は必須です。

正しい保湿ケア方法を下記の記事にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

医療脱毛の期間中は保湿が重要!正しい保湿ケア方法も解説▶︎

日焼けを避ける

日焼けを避けることで毛嚢炎を予防できます。

紫外線は肌にダメージを与え、皮膚のバリア機能を低下させます。バリア機能が低下すると毛嚢炎が起こりやすくなるため、日焼け止め日傘を使用して、日焼けから肌を守りましょう。

脱毛期間中は夏だけではなく、1年を通して日焼け止めを使用することがおすすめです。

脱毛期間中の日焼けがNGな理由は下記の記事で詳しく解説しています。

脱毛中の日焼けがNGな理由とは?対処法と日焼け対策を解説▶︎

丁寧なスキンケア

毛穴から細菌が入り込むことで毛嚢炎を発症します。細菌感染を防ぐためには、皮膚を清潔に保つことが大切です。

例えば、汗をかいたらすぐに拭き取ったり、脱毛後は手洗いして清潔を保ったりなど、日ごろから丁寧なスキンケアを心がけましょう。

自己処理は電気シェーバーを使用する

自己処理をするときは、皮膚に負担がかかるカミソリは避けて電気シェーバーを使用しましょう。毛抜きやカミソリは肌に負担がかかり、肌トラブルの原因になります。

肌トラブルが起こると施術を受けられない可能性があるため、電気シェーバーを使用した自己処理がおすすめです。

医療脱毛で毛嚢炎になったときの対処法

医療脱毛で毛嚢炎になったときの対処法

「毛嚢炎になったときはどうすればいい?」
という質問に回答します。

医療脱毛で毛嚢炎になったときの対処法は下記の3つです。

  • 触らない、潰さない
  • 皮膚を清潔に保つ
  • 保湿する

毛嚢炎は自然に治ることもありますが、悪化すると強い痛みや体調不良を引き起こすこともあるため、早めにクリニックへ相談しましょう。

毛嚢炎ができる原因と予防方法のまとめ

毛嚢炎ができる原因と予防方法のまとめ

今回のまとめです。

①毛嚢炎とは、ニキビのように赤や白の小さなブツブツができる症状のことです。

②毛嚢炎が起こる原因は、主に下記の3つです。

  • 医療脱毛
  • 切り傷からの細菌感染
  • 皮膚のバリア機能低下

③毛嚢炎の予防方法は下記の4つです。

  • 入念に保湿する
  • 日焼けを避ける
  • スキンケアを怠らない
  • 自己処理は電気シェーバーを使用する

④毛嚢炎になったときの対処法は下記の3つです。

  • 触らない、潰さない
  • 皮膚を清潔に保つ
  • 保湿する

以上です。

毛嚢炎の症状が出たときは自己判断せず、クリニックに相談して医師の診察を受けましょう。

メンズルシアクリニック・ルシアクリニックでは、施術後にお薬の塗布をしています。無料でお薬の処方もしているので、毛嚢炎を防ぎながら医療脱毛が受けられます。

ホームページorお電話にて無料カウンセリングを受け付けていますので、毛嚢炎に不安がある方はお気軽にご相談ください。

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記事の監修者

メンズルシアクリニック 医師野口 健人

経歴

  • 広島大学医学部 卒業
  • 公立学校共済組合近畿中央病院 臨床研修医
  • 美容クリニック 勤務
  • メンズルシアクリニック 勤務

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