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埋没毛とは?埋没毛の原因・治し方を医師が解説
- 2024.06.17
- 2023.02.28
「ムダ毛を自己処理したら、黒いポツポツが残ってしまった」
このような悩みを抱えていませんか?この黒いポツポツの正体は埋没毛です。
埋没毛は皮膚の表面に毛が埋もれている状態のため、目に付きやすく気になりますよね。ただ、毛を無理に取り出そうとすると、皮膚を傷つけてしまい肌トラブルを引き起こす原因になります。
そこでこの記事では、皮膚科医が埋没気の治し方と予防方法を解説します。
誤った自己処理方法も紹介しますので、埋没毛に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ださい。
埋没毛(埋もれ毛)とは?【毛が皮膚の表面に埋もれてしまう症状】
埋没毛(埋もれ毛)とは、皮膚の下に埋もれた状態で長く成長した毛のことです。さまざまな原因により、皮膚の角質が厚くなって毛穴が塞がれ、肌表面に出るはずの毛が皮膚の下で育つことで埋没毛になります。
ワキやヒザ・デリケートゾーンなど、毛根があればどこの部位でも埋没毛になる可能性があります。
埋没毛が悪化すると、毛嚢炎や色素沈着などに悪化することもあるので注意しましょう。
誤った自己処理が埋没毛の原因
埋没毛の主な原因は、下記のような「誤った自己処理」によるものです。
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
カミソリを使用すると、毛と一緒に肌表面の皮膚まで剃ってしまいます。剃られた部分は角質が厚くなり、毛穴が塞がれて埋没毛の原因になります。また、角質層まで削ると肌が乾燥しやすくなり、肌トラブルにつながるので注意が必要です。
毛抜きで自己処理する方も多いようですが、毛を根本から無理やり引き抜くため、毛穴に炎症が起こり埋没毛を引き起こしやすくなります。埋没毛以外にも、菌によって毛嚢炎ができることもあるので注意しましょう。
除毛クリームには毛のタンパク質を溶かす成分が含まれており、肌に強いダメージを与えます。ダメージを受けた肌は、厚い角質を作ることで埋没毛が引き起こされやすくなります。ほかには、毛穴から菌が入りやすくなり、肌トラブルの原因にもなるので注意しましょう。
「では、何で自己処理をすればいい?」となると思いますので、皮膚科医がオススメする自己処理方法を紹介します。
ムダ毛を自己処理するなら電気シェーバーを使用しましょう。男性ならヒゲ用シェーバーをお持ちかと思いますが、体を自己処理する場合は専用の電気シェーバーがオススメです。
ドラックストアや家電量販店で購入できるので、この機会に電気シェーバーへ切り替えましょう。
自己処理方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
脱毛前に自己処理が必要な3つの理由とは?正しい自己処理方法も解説▶︎
埋没毛の治し方と対処法
「もし埋没毛になってしまったら、どうやって治療すればいい?」と、埋没毛の治し方も気になると思います。
埋没毛の治し方は下記のとおりです。
- 皮膚科で治療する
- ピーリングやスクラブを使用して角質を取り除く
- 自己処理せず放置する
詳しく解説します。
皮膚科で治療する
埋没毛は皮膚科での治療がオススメです。埋没毛の状態は個人差があるため、自己判断せず専門医に直接診てもらいましょう。
埋没毛治療にもっとも有効なのは脱毛です。医療脱毛に通われている場合はクリニックの医師に相談して、可能なら埋没毛は脱毛しましょう。
ピーリングやスクラブを使用して角質を取り除く
手軽に埋没毛を治したい場合は、古い角質を取り除いてくれるピーリングやスクラブを使用したケアもオススメです。時間はかかりますが、肌への負担は少なくて済みます。
ピーリングやスクラブで肌をケアすると、角質を柔らかくして肌のターンオーバーが早まります。皮膚を薄くする効果も期待できるため、埋もれていた毛が表面に出てきやすいでしょう。
ただし、ピーリングやスクラブを使用しすぎると肌が乾燥しやすくなるので、週1〜2回ほどのケアがオススメです。
自己処理せず放置する
気になると思いますが、埋没毛を放置するのも1つの手段です。
健康的な肌は、28日の周期で肌が生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。
ターンオーバーによって古い皮膚が押し出され、閉じていた毛穴が元に戻ると肌表面に毛が出てくるため、埋没毛を解消できるでしょう。皮膚の内側に残ってしまった毛も自然に分解され、黒く残ることはありません。
埋没毛にならないための予防方法
埋没毛の原因や治し方を解説しましたが、予防方法も紹介します。埋没毛の予防方法は大きく下記の4つあります。
- ムダ毛を脱毛する
- 普段から保湿する
- 角質ケアで皮膚表面を柔らかくする
- 自己処理は電気シェーバーを使用する
予防すれば埋没毛に悩まなくなるので、できることがあればぜひ取り入れましょう。
ムダ毛を脱毛する
もっとも有効な埋没毛予防は、ムダ毛を脱毛することです。エステ脱毛は除毛・減毛の効果しかないため、脱毛するなら医療脱毛クリニックで施術しましょう。
医療脱毛のメリットは下記の3つです。
- 永久脱毛ができる
- 施術を担当するのは有資格者(医師や看護師)
- 万が一肌トラブルが起きてもすぐに対処できる
ムダ毛を永久脱毛すれば、あれほど悩んでいた埋没毛から解放されるでしょう。
普段から保湿する
乾燥によって肌の角質が厚くなると、埋没毛を引き起こしやすくなります。ターンオーバーの異常や肌のバリア機能低下にもつながるので、乾燥は要注意です。
ですので、肌が乾燥しないよう普段から化粧水や乳液で保湿ケアをしましょう。特に入浴後や自己処理後は肌から水分が逃げやすいため、保湿ケアは必須です。
潤いを保った肌は柔らかい状態をキープできるので、新しい毛は表面に出てきやすくなるでしょう。
保湿については、下記の記事で詳しく解説しています。
角質ケアで皮膚表面を柔らかくする
肌を保湿するだけではなく、定期的に角質ケアをすることも埋没毛予防に効果的です。肌表面の古い角質を除去するために、ピーリングやスクラブで角質ケアをして肌を柔らかくしましょう。
普段から角質ケアをしていると肌のターンオーバーが正常に働くため、埋没毛になったとしても改善する可能性があります。
ただし、ピーリングやスクラブを使いすぎると肌を痛めてしまうので、週1〜2回ほどの使用がオススメです。
自己処理は電気シェーバーを使用する
先述のとおり、埋没毛の主な原因は自己処理です。カミソリや毛抜き・除毛クリームなどの自己処理は肌を傷つけ、埋没毛が起こりやすくなります。
自己処理には肌に優しい電気シェーバーを使用しましょう。電気シェーバーは肌表面に刃が直接触れないので、肌に与えるダメージを抑えられます。角質層を傷つけるリスクが少ないため、埋没毛を予防できるでしょう。
埋没毛になりやすい部位
毛が生える部位であればどこでも埋没毛のリスクはありますが、特に埋没毛になりやすい部位は下記の4ヵ所です。
- ワキ
- ヒザ
- 二の腕
- デリケートゾーン
毛が濃くて太い部位や皮膚の薄い部位、自己処理をほぼ毎日行う部位は埋没毛が起きやすい傾向です。
「ワキ」「ヒザ」「二の腕」「デリケートゾーン」は普段から保湿や角質ケアをして、肌ケアを徹底しましょう。
埋没毛のまとめ
今回のまとめです。
①埋没毛(埋もれ毛)とは、皮膚の下に埋もれた状態で長く成長した毛のことです。
②下記3つを使用した自己処理方法は、埋没毛の原因になります。
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
③埋没毛の治し方は下記のとおりです。
- 皮膚科で治療する
- ピーリングやスクラブを使用して角質を取り除く
- 自己処理せず放置する
④埋没毛にならないための予防方法は下記の4つです。
- ムダ毛を脱毛する
- 普段から保湿する
- 角質ケアで皮膚表面を柔らかくする
- 自己処理は電気シェーバーを使用する
⑤埋没毛になりやすい部位は以下の4つです。
- ワキ
- ヒザ
- 二の腕
- デリケートゾーン
以上です。
埋没毛の予防は脱毛が効果的です。もし埋没毛に悩んでいるのなら、脱毛を検討してはいかがでしょうか?
メンズルシアクリニック・ルシアクリニックでは、医師や看護師があなたの肌に合わせて施術します。専門医師によるアフターフォローも整えているのでご安心ください。
ホームページorお電話にて無料カウンセリングを受け付けています。一人ひとりに合わせた脱毛プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね。
記事の監修者
メンズルシアクリニック 医師野口 健人
経歴
- 広島大学医学部 卒業
- 公立学校共済組合近畿中央病院 臨床研修医
- 美容クリニック 勤務
- メンズルシアクリニック 勤務
カウンセリング無料 患者様一人ひとりの想いを丁寧にお伺いします
メンズルシアクリニックでは、経験豊富なカウンセラーが患者様のお悩みをヒアリングし、どのプランが最適であるかをご提案いたします。無理に高いコースを勧めたり、希望しないプランを契約させていただくことは決してありません。料金体系に納得いただいたうえで脱毛を始めることが可能です。