【医師監修】医療脱毛のリスクとは?知っておきたい予防法も解説

  • 2024.04.15
  • 2022.09.15
【医師監修】医療脱毛のリスクとは?知っておきたい予防法も解説

「医療脱毛にリスクはある?」
「重篤な病気を引き起こす可能性はある?」
という不安はありませんか?

医療脱毛が原因で、他の病気を引き起こすリスクはありません。ただし、肌トラブルが起きるリスクはあります。

そこでこの記事では、皮膚科医が医療脱毛のリスクと予防法を解説します。

リスクがわかれば安心して医療脱毛が受けられると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

医療脱毛で知っておきたいリスク

医療脱毛で知っておきたいリスク

医療脱毛で知っておきたいリスクは下記の4つがあります。

  • やけど
  • 毛嚢炎
  • 硬毛化、増毛化
  • 赤み、ひりつき

前述のとおり、医療脱毛が原因で他の病気を引き起こすリスクはありません。ただし、肌トラブルが起きるリスクはあるので、詳しく解説します。

やけど

医療レーザーはメラニン色素に強く反応するため、日焼けした肌やホクロなどに照射するとやけどを起こすリスクがあります。肌の状態によっては「施術ができない」「部位を避けて照射する」などの対応が取られるでしょう。

やけどの予防法は以下のとおりです。

  • 日焼け対策する
  • 普段から保湿する
  • 冷却装置付きの医療レーザーを選ぶ
  • 施術後、冷たいタオルや保冷剤で施術部位を冷やす

正しい保湿ケア方法を解説した記事がございますので、ぜひご覧ください。

医療脱毛の期間中は保湿が重要!正しい保湿ケア方法も解説▶︎

毛嚢炎

毛嚢炎とは、毛穴から細菌(黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌など)が侵入して、毛根の周囲に赤み腫れ化膿などを引き起こす炎症のことです。毛嚢炎は1つだけポツリとできたり、多発したりします。

脱毛後翌日〜3日後に発症することが多く、施術1〜3回目に多く見られます。顔やヒゲ・背中・VIOは毛嚢炎ができやすく、ニキビになりやすい人は要注意です。

通常は数日で自然治癒しますが、炎症がひどい場合はクリニックに相談して医師の診察を受けましょう。

また、カミソリや除毛クリームでも毛嚢炎を引き起こす可能性があります。ムダ毛処理は電気シェーバーを使用して、自己処理後は保湿を心がけてくださいね。

毛嚢炎の予防法は以下のとおりです。

  • 肌を清潔に保つ
  • 普段から保湿する
  • 自己処理で肌を傷つけない

毛嚢炎の原因や予防方法を解説した記事がございますので、ぜひご覧ください。

【皮膚科医監修】毛嚢炎が起こる原因と3つの予防方法を解説▶︎

硬毛化・増毛化

硬毛化とは、施術を受けた毛が施術前よりも太く硬い毛に変わること。

増毛化とは、毛が生えていなかった毛穴から発毛することです。医療脱毛だけではなく、エステ脱毛や家庭用脱毛機でも起こるリスクがあります。

なお、硬毛化や増毛化が起こる医学的根拠の解明はされていません。

ただし、硬毛化や増毛化が起こる確率は1%ほどの割合です。もし気になる症状が出たときはクリニックに相談し、医師の診察を受けましょう。

硬毛化・増毛化の予防法は以下のとおりです。

  • 出力の強い医療レーザーを選ぶ
  • 出力を上げて再照射する

下記は医療レーザーの種類を解説した記事です。脱毛を検討されている方はぜひご覧ください。

【医師監修】医療レーザーの種類や違いを解説▶︎

赤み・ひりつき

医療脱毛後、肌に赤み・ひりつきが起きるリスクがあります。数日で症状は治りますが、1週間経っても治らない場合はクリニックに相談し、医師の診察を受けましょう。

赤み・ひりつきの予防法は以下のとおりです。

  • 施術部位を冷やす
  • 普段から保湿する

医療脱毛のリスクについてよくある質問

医療脱毛のリスクについてよくある質問

医療脱毛のリスクでよくある質問は次の3つです。

  • 医療レーザーは発がん性がある?
  • 医療レーザーでシミはできる?
  • 医療脱毛するとワキガになる?

いずれも、医療脱毛では起きないリスクなのでご安心ください。

詳しく解説します。

医療レーザーは発がん性がある?

高出力の医療レーザーを肌に当てるため「発がん性(皮膚がん)があるのでは?」と心配する方も多いでしょう。

結論、医療レーザーに発がん性はないのでご安心ください。医療レーザーは赤外線、皮膚がんの主な原因は紫外線のため、医療脱毛が原因でガンになることはありません。

医療レーザーでシミはできる?

シミの原因は紫外線のため、赤外線の医療レーザーでシミはできません。

ただし、色素沈着を起こしている可能性もあるため、皮膚の色が濃くなっている場合はクリニックへご相談ください。

医療脱毛するとワキガになる?

ワキを脱毛しても、ワキガになったり、汗が出やすくなったりすることはありません。

しかし、ワキを脱毛すると「ニオイや汗が気になる」と言われる方もいます。

その原因は下記の2つです。

  • 毛穴に溜まった老廃物が酸化したから
  • 汗が服に染みつき菌が繁殖しやすくなったから

ワキを清潔に保ち、通気性が良い服を着用することでワキのニオイや汗は軽減できるでしょう。

また、ワキを脱毛することで毛穴の汚れや皮脂が溜まりづらくなり、細菌が繁殖しにくい環境になります。その結果、医療脱毛でワキガの改善が見込まれるとされています。

医療脱毛のリスクのまとめ

今回のまとめです。

①医療脱毛で知っておきたいリスクは下記の4つがあります。

  • やけど
  • 毛嚢炎
  • 硬毛化、増毛化
  • 赤み、ひりつき

②医療脱毛のリスクについてよくある質問は下記の3つです。

  • 医療レーザーは発がん性がある?
  • 医療レーザーでシミはできる?
  • 医療脱毛するとワキガになる?

いずれも、医療脱毛では起きないリスクなのでご安心ください。

以上です。

メンズルシアクリニック・ルシアクリニックでは、医師の診察やお薬の処方、施術後のお薬塗布が無料で受けられます。ホームページorお電話にて無料カウンセリングを受け付けていますので、医療脱毛のリスクに不安がある方はお気軽にご相談ください。

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記事の監修者

メンズルシアクリニック 医師野口 健人

経歴

  • 広島大学医学部 卒業
  • 公立学校共済組合近畿中央病院 臨床研修医
  • 美容クリニック 勤務
  • メンズルシアクリニック 勤務

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