【要注意】白髪ヒゲは脱毛できない?理由と対処法を解説

  • 2024.04.15
  • 2023.03.16
【要注意】白髪ヒゲは脱毛できない?理由と対処法を解説

「ヒゲが白髪になっているけど脱毛できる?」
このように、「白髪ヒゲでも脱毛できるのか」不安に感じる方は多いでしょう。

先に結論を言うと、レーザー脱毛は白髪ヒゲに効果はなく、脱毛できません。ただ、白髪ヒゲでも脱毛できる方法はあります。

そこでこの記事では、白髪ヒゲに脱毛効果がない理由や、白髪ヒゲでも脱毛できる方法を皮膚科医が解説します。

白髪ヒゲの予防方法も紹介しているので、白髪ヒゲで悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

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白髪ヒゲに脱毛効果がない理由とは?【メラニン色素が含まれていないため】

白髪ヒゲに脱毛効果がない理由とは?【メラニン色素が含まれていないため】

白髪ヒゲは医療レーザーで照射しても脱毛効果は得られません。なぜなら、医療レーザーはヒゲに含まれる黒色のメラニン色素に反応することで熱を発して、発毛組織を破壊する脱毛方法だからです。

濃くて太いヒゲであればレーザーの熱は吸収されますが、メラニン色素が失われている白髪ヒゲは通過してしまいます。つまり、どれだけ出力を上げたとしても、白髪ヒゲには何の影響も与えられません。

エステ脱毛で使用する機械もメラニン色素に反応するため、医療脱毛・エステ脱毛ともに白髪ヒゲに脱毛効果はないでしょう。

白髪ヒゲが生える原因は、メラニン色素を生成するメラノサイト(色素細胞)の機能低下です。メラノサイトが機能低下すると、メラニン色素が生成されないまま毛が生えてしまい、白髪ヒゲになります。

もし「ヒゲにも白髪が混ざり始めた」と感じる場合は、早めに脱毛を受けることをオススメします。白髪を1本見つけた状況であれば、他のヒゲの色素が落ちていくのも時間の問題です。

ヒゲ脱毛にかかる期間は10ヶ月〜1年半ほどなので、完全に白髪ヒゲになる前にカウンセリングだけでも受けておくと良いでしょう。

白髪ヒゲを脱毛する方法【ニードル脱毛であれば可能】

白髪ヒゲを脱毛する方法【ニードル脱毛であれば可能】

医療レーザーでは白髪ヒゲの脱毛はできませんが、ニードル脱毛(絶縁針脱毛)であれば脱毛効果は得られます。

ニードル脱毛(絶縁針脱毛)とは、針を1つずつ毛穴に刺し、電流を流して発毛組織を破壊する脱毛方法です。安全性は確立されていますが、強烈な痛みを伴うため広範囲の施術には不向きです。

また、1本ずつ脱毛していく方法なので時間も費用もかかります。

ですので、まずは医療レーザーで黒いヒゲを脱毛し、残った白髪ヒゲはニードル脱毛で処理すると良いでしょう。

白髪ヒゲ脱毛の誤解

白髪ヒゲ脱毛の誤解

白髪ヒゲ脱毛の誤解は下記の2つです。

  • 白髪染めをして脱毛する
  • 毛抜きで白髪ヒゲを抜く

白髪ヒゲを脱毛する方法として、ニードル脱毛の他に「白髪染めをして脱毛する」「白髪ヒゲを抜く」方もいますが、それでは脱毛できません。

詳しく解説します。

白髪染めをして脱毛する

「白髪ヒゲを黒く染めれば医療レーザーで脱毛できるのでは?」と考える方もいます。ニードル脱毛は強烈な痛みのため、できるだけ避けたい方が多いようです。

しかし、白髪染めをしても脱毛効果を得ることはできません。

白髪ヒゲを染めたとしても、黒くなるのは表面に出ている毛のみです。毛根は白いままなので、毛根にある発毛組織にレーザーを反応させることはできず、脱毛効果は得られません。

毛抜きで白髪ヒゲを抜く

白髪ヒゲを毛抜きで引き抜く方法もありますが、肌を痛めるためオススメしません。

白髪ヒゲを抜いても発毛組織を破壊できるわけではないため、しばらくすると再び白髪ヒゲが生えてくるでしょう。

また、毛穴の奥に炎症が起きる毛嚢炎や、再び生えてきたヒゲが皮膚の下に埋もれてしまう埋没毛になるリスクもあります。

白髪ヒゲが生える理由と予防方法【生活習慣を見直すことがポイント】

白髪ヒゲが生える理由と予防方法【生活習慣を見直すことがポイント】

白髪ヒゲが生えてくる理由は先述の通り、メラニン色素を生成するメラノサイト(色素細胞)の機能が低下するからです。

メラノサイトの機能は加齢に伴って少しずつ低下するほかにも、生活習慣ストレスによって一時的に低下することもあります。日々の生活習慣を見直すことで、白髪ヒゲが生えるのを予防できるでしょう。

食生活

毛の1本1本は、毎日の食事から摂る栄養素でできています。無理なダイエットや栄養バランスの偏りは、メラノサイトの機能低下につながり白髪ヒゲの原因になります。

次の食べ物は白髪の原因になりやすいと言われているため、避けるようにしましょう。

  • 刺激の強い食べもの
  • 身体を冷やす食べもの
  • 糖分が多く含まれるもの

反対に、次の食材は白髪改善に効果があると言われています。積極的に摂取しましょう。

  • 海藻類(ヨード、亜鉛など)
  • チーズ(タンパク質、チロシンなど)
  • 黒ゴマ(ビタミンB2、ビタミンE、パントテン酸、ビオチンなど)

睡眠時間

睡眠時間が不足すると、細胞の代謝が正常に行われず白髪になるリスクが高まります。個人差はあるものの、成人の場合は1日あたり6〜7時間前後の睡眠を取るように心がけましょう。

また、加齢とともに睡眠の質が低下しやすくなり眠りが浅くなると言われています。寝る前にテレビやスマホを見るような、睡眠の質を低下させる習慣はやめたほうが良いでしょう。

喫煙

タバコを吸うと血流が悪くなり、髪の毛やヒゲの健康に悪影響を与えます。タバコに含まれるニコチンには、交感神経を優位にさせて血管を収縮させる働きがあるからです。

血管の収縮によって血行が悪くなると、メラニンを作るために必要な栄養が毛根に届かなくなってしまいます。タバコを吸っている人は、禁煙するだけで白髪ヒゲを抑えられるでしょう。

日焼け

大量の紫外線が毛にあたると、毛の内部にあるメラニン色素を破壊してしまうため白髪ヒゲが増えてしまう可能性があります。

紫外線は夏に限らず1年中降り注いでいます。季節問わず、日焼け止めクリームを塗り紫外線対策をしましょう。

日焼け対策については、下記の記事で詳しく解説しています。

脱毛中の日焼けがNGな理由とは?対処法と日焼け対策を解説

白髪ヒゲが生えてくる年齢は?

白髪ヒゲが生えてくる年齢は?

白髪ヒゲは、平均すると30代から生えてくる人が多いようです。もちろん平均値であり、白髪ヒゲが生える年齢には個人差があります。

早ければ20代から白髪ヒゲが生えてくる場合もあるので、ヒゲの状態はこまめにチェックしましょう。

白髪ヒゲに対する脱毛効果のまとめ

白髪ヒゲに対する脱毛効果のまとめ

今回のまとめです。

①医療レーザーはメラニン色素に反応して光を照射しているため、白髪ヒゲには脱毛効果が期待できません。

②医療レーザーでは白髪ヒゲの脱毛はできませんが、ニードル脱毛(絶縁針脱毛)であれば脱毛効果は得られます。

③白髪ヒゲは、白髪染めをしても脱毛効果はなく、白髪ヒゲを抜くと肌トラブルが起こりやすくなります。

④白髪ヒゲを予防するために見直したい生活習慣は、下記の4つです。

  • 食生活
  • 睡眠不足
  • 喫煙
  • 日焼け

以上です。

メンズルシアでは、ホームページもしくはお電話で無料カウンセリングを受け付けています。あなたに最適なプランをご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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記事の監修者

メンズルシアクリニック 医師野口 健人

経歴

  • 広島大学医学部 卒業
  • 公立学校共済組合近畿中央病院 臨床研修医
  • 美容クリニック 勤務
  • メンズルシアクリニック 勤務

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